今の大学に入る前は,確か戦前から戦後にかけての日本政治史をやりたかった.
だから,先生もそういう方面に明るいお方がいるというのは最低条件だった.
今の大学を意識したのは,その分野で有名な某先生がいらしたからだった気がする.
だけど,僕が入学する前にその先生は某教育機関に移籍されてしまった.
まあ,他に受けるとこもなかったので,今のとこを受けた.その先生はいないけれど,弟子とか伝統とかもあるやろし,と思っていた.
だけれど,入ってみて,弟子で残っている先生の研究分野が全然違うものだったことがわかった.僕が憧れていた師匠先生の研究分野が多岐に渡っていたからであろうが,すごく残念だった.日本政治史の授業なのに,他国の歴史とその国との日本の関係を扱うもので,面白くなかった.
幸い,政治過程論系のことにも興味があって,今の大学には素晴らしい先生がいらしたので,災い転じて福となすということになったかと思っている.
何が言いたいかというと,やりたい研究分野がある程度定まっているなら,先生リサーチは大切だということ.性格まで把握できたら一番だけれど,それは難しいので,せめて具体的にどんな研究をしているのかを調べるのが良いと思う.
大学のHPで先生のプロフィール見るだけじゃなくて,論文検索サイト(例えばhttp://ci.nii.ac.jp/)でその先生の名前を打って,どんな論文書いてるかチェックしたり,研究への補助金を調べられるサイト(http://kaken.nii.ac.jp/)で,どんな研究をしているのか調べたりするのがオススメ.
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ご指摘を受けたので,表現を一部改めました.(2011年1月13日)